津和野踊りを見に行ってきた。
2019.8.10
津和野踊りの始まり「柳まいり」に行ってきました。
恥ずかしながら初参戦となります。
津和野踊りとは?
初代津和野藩主亀井政矩の父、亀井茲矩が因幡国鹿野城主の頃。難攻不落の金剛城攻略へ講じた奇策、軍勢を敵城内に紛れ込ませるために考案した踊りが起源となっているみたいです。その後津和野に伝わり現代まで伝承されている由緒ある踊りです。
島根県の無形民俗文化財にも指定されているようです。すごい!!
歴史や文化については明るくないので、詳しくはリンクを見て欲しい。
「津和野踊り」は来年で400周年。|お知らせ|日本遺産 津和野今昔〜百景図を歩く〜
柳まいり
津和野踊りの始まりは8月10日の「柳まいり」から
昔は柳に死者の魂が宿るとして、やなぎの枝を持って参ったらしい。
新丁通り
19時30分ぐらいだったかな??少し早めに到着。あの衣装を着た人は数人しかいない。本当にここで津和野踊りが見られるのか??提灯の控えめな明かりと昔ながらの街並みが僅かな不安を煽る。
20時前になると、どこからともなく踊り子が・・・
つい数分前までは、殆ど居なかったのに気がついたら周囲を囲まれている。
これが津和野踊りの衣装か!!白装束に黒頭巾。
戦の時は黒頭巾の下に甲を被っていたんですね!! 袖口の鈴は下に着ている甲冑の音を隠す為だったとか・・・
白鉢巻きをぎゅっと絞めて、いよいよ踊りが始まる。
普通車が何とか離合できるぐらいの幅の道路に人が溢れている。
街並みと津和野踊り
スローシャッターで動きを表現してみる。
緩やかで優雅な舞だが、シャッタースピードの微妙な調整は難しい。
腕を振れば鈴の音が小気味よく響く。
そんな所を撮りたかった。これはお気に入りの一枚。
撮影機材
カメラ:FUJIFIM X-H1
レンズ:XF16-55mm f/2.8
この手の祭りにフラッシュを焚かないのが僕の信条。暗いので高感度領域での撮影となったが、高感度ノイズとフィルムシュミレーション「クラシッククローム」の組み合わせが町のイメージとマッチしていた。
おわりに
さて、津和野踊りも「柳まいり」から始まり、メインストリートで行われる「殿町盆踊り大会」 でフィナーレを迎えますが・・・
今年は残念ながら台風で中止。
行く気満々だったので残念。
実はこの津和野踊り、踊りの練習とかしてたり衣装の貸し出しもしているみたい。
来年も参加しよう。もしかしたら、踊る方で。