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しまね西部の自然を楽しむブログ

夏の大山ユートピア登山

最後に大山に登ったのは昨年の秋。

今年も登山シーズンに入り、そろそろ行かねばと思っていた所。

ちょうどお花畑が満開との情報。

って事で、夏の大山ユートピアコースにお花畑を見に行ってきました。

まずは朝日

前日出発して、高速道路のサービスエリアで仮眠。大山に着く頃にちょうど日の出に間に合いそうだったので、植田正治写真美術館前から撮影する事にしました。

天気予報通りの晴天。大山に迎えられているようでした。

登山

登山開始 

スタートは大山ナショナルパークセンターから

駐車場に車を置いてトイレに・・・

ナショナルパークセンターの開館は8:00~ 

センターは空いてないので駐車場から少し下った所のトイレへダッシュ。

所用を済ませていざお花畑へGo!!

 

モンベルで登山届を出す。

登山届は何か所出すところがあるので要チェック。

大山ナショナルパークセンター前の交番にもポストがあるけど、早朝だと行きにくいんだよね 。

 

また参道に戻って、しばらくは大神山神社を目指す。

 

雨の日は石畳が滑りやすいけど、今日は快適。

 

 

後ろ向き門

この先が大神山神社の奥宮となっております。この奥からいよいよ登山道がスタート

 

しばらく行くと、行者コースとの分岐。

これを左折してユートピアコースへ・・・

 

やっとのことで宝珠尾根に出ればあとは・・・

所々で大山北壁の姿が拝める

 

ナンゴククガイソウが出迎えてくれる。

この花を見ると登りも終盤の予感。

 

すぐに空が開ける。

この瞬間、最高に気分が良い。あとはウィニングラン的な感じ

 

ユートピア小屋

 

振り返れば三鈷峰

お花畑

お目当てのお花畑。

大山北壁とナンゴククガイソウ

 

 

風が強くて写真を撮るのは一苦労。

標高1500m程度でも、夏の太陽は堪える。日が当たると暑いので、小屋の陰で体を休めながら風が止むのを待つ。

 

お花畑とユートピア小屋越しの三鈷峰。

ナンゴククガイソウとシモツケソウが夏山に彩りを与えてくれる。

流れてくる雲が、影を作ったり、風が吹いたり。夏の大山を満喫しながらの良い山行になりました。

コース 

写真撮りながらゆっくり歩いて大体3時間ぐらいでした。

宝珠尾根では崩落している所もありますが、ロープがあったりするのでそこまで危険はありませんでした。

キャンプ

このまま帰るのは勿体無いので、下山キャンプ場で一泊する事に。

7月中旬から8月後半までは有料となってますが、料金は財布に優しい一人500円。平日でしたが夏休みシーズンという事もあり、家族連れやソロが結構居ました。

撤収の素早さを考えて、ハンモックをチョイス。タープは別で300円とられますが、安い安い。 

 

写真メインだと、早朝出発どころか、日没後すぐ寝て夜中から撮影に向かう事もある。アマゾンで買った中華ハンモック重宝しています。

夕日で締めくくる。

速攻で終わったハンモック設営。この後は、飯食いに行ってから夕日の撮影へ向かう事にしました。

 

大山まきばみるくの里より夕日を眺める。

左が宍道湖、右が中海。空がスゲー色。

朝日も良かったけど夕日も良かった。そんな感情を打ち消すように、両足に猛烈な痒みと痛みが・・・見てみると両足に無数のブヨが引っ付いている。半袖短パンに加えてサンダルという服装、これは自分が悪い。

 

太陽を木の右に置くか、左に置くか?木の上を入れるかどうか?

中海・宍道湖のバランスをどうするか?

なんて事を猛烈な痒みと闘いながら考える。日没というタイムリミットがさらに焦らせてくる。結局こんな感じでどうでしょう??

 

このまま夜景も撮りたかったけど、足が痒すぎて断念。朝日~夕日まで大山を楽しめましたが、最後の最後に落とし穴。翌日に向けてムヒ塗って寝る事にしました。

翌日へ続く。