朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、紅葉が見頃と小耳にはさんだので
津和野の堀庭園へ行ってみました。
江戸時代から明治・大正にわたり銅山採掘で栄華を極めた堀氏
掘庭園とは読んで字のごとく、堀氏の邸宅です。
なんとこの堀庭園、国指定の名勝に指定されています。
紅葉の見どころは「楽山荘」と庭園
紅葉が有名なのは主屋と主庭ではなく、明治時代に作られた客殿「楽山荘」と庭園。
この客殿は「数寄屋造り」という手法で作られています。
語源の「数寄」(数奇)とは和歌や茶の湯、生け花など風流を好むことであり(数寄者参照)、「数寄屋」は「好みに任せて作った家」といった意味で茶室を意味する。(Wikipedia)
ようは、当時の大富豪が自分の好きなように作った客殿という事です。
庭園から楽山荘を望む
庭園の中央には大きな池があり、煌びやかな鯉が泳いでいます。
この立派な紅葉もどのように見えるのか計算されているのでしょうね。
楽山荘二階から庭園を見下ろす
この日は晴天で、かなりコントラストが強め
なんか池の色と紅葉の色味が少し変な感じ (-_-;)
障子越しの紅葉
座敷に座って外を見ると、見事な紅葉の枝ぶり
これも計算されているのか??
楽山荘の2階に上がったら是非座って外を見ていただきたい(^^)
2階の縁側
今でいうとべランダですかね?
カメムシがお部屋の中に入ってましたがそんな事は関係ない。
網戸も窓もありません、この風景を楽しむために作られているように感じました。
1階は・・・完全に写真撮り忘れた。
縁側に座ってゆっくり庭園を眺めていたんですけど、ボーっとしていました。
庭園から上を見上げる
いろとりどり
庭園は中央にある紅葉だけでなく、岩山を借景として作られており様々な木々が植えられています。あと、小さな滝もあったり・・・
凄いな堀氏
今回は紅葉をメインに撮りましたが、主屋も公開されていたり、楽山荘の欄間に描かれているツバメがおしゃれでカッコよかったり、ライトアップも奇麗だったり掘庭園の魅力はまだまだたくさんあります。紅葉も良いですが、雪の降る日も良かったりします。
これからも定期的に通ってみようと思います。
あ、ついでにカメラ替えました
今回はFUJIFILM XT2 ぜんぶ撮って出しです。
場所
車で津和野駅から約10km 15分程度
駐車場有
入場料は500円