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しまね西部の自然を楽しむブログ

乗鞍岳で雲海を撮る

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木曽駒ケ岳から下山した後は、ノープランでしたが、

天候が良さそうなので、乗鞍岳雲海を撮りに行く事に決定!!

最高の雲海を見る事ができましたが、色々調べるのが大変だったので、情報をまとめときます。

 アクセス

乗鞍岳へと続く乗鞍スカイラインマイカー規制中。

バスかタクシーを使わないと行けません。

 

山岳バスはアルピコ交通

マイカーの場合

乗鞍高原バスセンター(長野県)

平湯温泉バスターミナル(岐阜県

でバスに乗り換える事になります。

この2か所、長野県側と岐阜県側で分かれていてそれぞれ別のルートになっています。

 

乗鞍岳ご来光バス

せっかく雲海を見るなら、雲海の中から出てくる朝日を見たいのが人間の性。

ご来光に間に合う為には、

乗鞍高原観光センター発」のご来光バスに乗る。

平湯温泉からのバスでは、ご来光に間に合わないので要注意です!!

運行シーズンは7月15~9月18日までのようです。(2017年)

 

乗鞍高原観光センター

大きな無料駐車場があります。

ここで仮眠をとってバスに乗り込みましたが、トイレもあるので不便ではありませんでした。

出発時刻

 ご来光バスはシーズンによって出発時刻が異なる。

7月15日~7月23日 3:30

7月24日~8月31日 3:40

9月1日~9月18日 4:10

日の出に間に合うようなスケジュールなので当然、早朝出発です。

運賃

往復で2800円。

乗車前に払うので、財布をザックの奥の方に入れているとめんどくさい事になる

注意点

天気予報によっては運休になるみたいです。

(前日の14時時点での予報で決定) 

写真

駐車場で仮眠をとって・・・

寝坊しましたが、何とか乗車。

目が覚めると、バス停に列が出来ていて焦りましたが、

平日という事もあり、バス内はそこまで込み合ってはいませんでした。

寝坊したせいで、道中の写真はありません。

 

バスに乗車後はのんびりしていましたが、途中のバス停で降りる人も居られたので、三脚を持っている人達の様子を観察。

 

結局、ご来光バス専用のバス停「県境ゲート」で下車しました。

終点の「畳平」まで行くとご来光はみられないとの事。

 

下車後迫られる2択

アクセス方法は調べてましたが、撮影場所は全くしらべて無かった( ˘ω˘)スヤァ

バス内では案内放送が流れており、県境ゲート付近になると、

 ・簡単に登れる「大黒岳」から

 ・少し距離がある「富士見岳」の途中から

どちらでもご来光が見られると・・・

この2択を迫られます。

 

雲海を見た後、乗鞍最高峰の剣が峰まで行く予定だったので、富士見岳が近道だとは思いましたが、周囲の流れに任せて、「大黒岳」で雲海を撮影する事にしました。

大黒岳山頂

10分程度で到着。ご来光バスに乗った多くの人は大黒岳へ向かいます。

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三脚が並んでいるかと思いきや、三脚使ってるのはほんの数人程度。

↑平日だったからかな???

太陽が姿を現した後は、蜘蛛の子を散らす様に人々は去っていきました。

雲海

もう、言葉はいりません。

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太陽が昇ると、光が雲海に周ります。このタイミングが一番美しい。

 

お楽しみは日の出方向だけではありません。

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遠くには憧れの「槍ヶ岳」。手前を雲海が流れていきます。

 

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ついでに、スローシャッター。風が強かったので少しぶれてます。

北アルプスが見れたので、こっちが正解だったようです。(僕の中では)

コマクサ

高山植物の女王

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群生しているコマクサも見る事が出来る。

低い位置から暖かい光が照らしています。これもご来光バスで無いと見れないかもしれません。

後で知りましたが、このサイズになるまで相当長い年月がかかるようです。

当然ですが、植生が保護されている所には入らないようにしなければなりませんね。

終わりに 

雲海+北アルプスが目的なら、県境ゲートで下車し大黒岳で撮影で良さそう。

途中のバス停ではイカツイ三脚持ったベテラン風の一団が降りて行ったので、もっと良いスポットがあるのかもしれません。

 

情報が間違っていたらすみませんm(__)m